大塚家具福岡ショールーム「スリープアドバイザー」に聞く!心地よい睡眠をとるヒント

最近、よく眠れていますか。眠った後、すっきりと疲れはとれていますか。もしあなたが今よりもっと「上質な睡眠をとりたい」と思っているなら、眠りの専門家に相談してみるといいかもしれません。今回は、大塚家具「Good Sleep Factory」で、「快眠のヒント」をうかがってきました。

目次

眠りの専門家「スリープアドバイザー」

出典:大塚家具

私が、最近眠りが浅いかも…と感じていたとき、興味をいだいたのが心地よい「眠りの環境」づくり。寝室のインテリアや快眠のヒントが知りたい、と取材させていただいたのが、国内9店舗の大塚家具内にある 「Good Sleep Factory」です。

こちらは、快適な眠りと豊かなライフスタイルを 提案する情報発信拠点。 「眠りのプロ」が在籍し、どんな睡眠の悩みも解決してくれるというから頼もしい限りです。

今回、お話をうかがったのは、大塚家具 福岡ショールームのスリープアドバイザー 藤 通仁さん。いただいた名刺の裏には、「私の好きなインテリア」として、ポルトローナ・フラウの「チェスター」というソファを選ばれていました。

イタリアの家具芸術と呼ばれる、彫刻のように美しいレザー製ソファ、確かにうっとりするほど素敵です。それにしても、好きなインテリアが写真付きで名刺の裏に…さすが大塚家具さん!

上質な睡眠をとるためのポイント

1.まずは生活スタイルを見直す

藤さんによると、「上質な眠り=目覚めの爽快感」で判断できるのだとか。爽やかな目覚めを実感するためには、まず生活スタイルを見直すことが大切です。教えていただいたポイントはこちら。

1.目覚めたら朝日を浴びる

体内時計を整えるために、目覚めたら朝日を浴びること。太陽が昇っていない場合は、昼白色の照明を浴びれば同じ効果が得られる。

2.朝食をとり、体温を上げる

朝は何も入らない…という方は多いのでは。でも、ほんの少しでも食べれるものを口に入れて体温をしっかりと上げる努力を。

3.眠る30分から1時間前に入浴する

38度から40度のお湯に、ゆっくりと浸かるのが理想的。湯船に入れない日には、足湯でも良い。

4.眠る前には温かい飲み物でリラックスする

眠る前は、温かいカモミールティーなどカフェインレスの飲み物をゆっくりと飲んでリラックス。同じハーブでもローズマリーはリフレッシュしてしまうので、眠る前は控えた方が良い。

どれもすぐに試せそうなことばかり。気負いなく、まず生活スタイルから見直したいですね。

2.照明にこだわる

写真右: テーブルスタンド「MRS-FOLLOW ME」

藤 さんによると、寝室のインテリアで大切な要素のひとつが「照明」なのだとか。選び方のポイントは以下のとおりです。

・夕日をイメージさせる温かみのある「電球色」の光を

・スイッチを押すために起き上がらなくて良い、リモコン式タイプの照明が良い

・寝室で読書をする場合は、手元灯を用意すること

反対に、眠る前に避けたいのは「強い光」です。藤さんによると、強い光を浴びることで、眠りを促すメラトニンが抑えられてしまい、スムーズに入眠できないのだとか。スマートフォンやテレビから発せられる光も快眠を妨げます。上質な睡眠を目指すなら、眠る前の使用は極力控えたいですね。

3.部屋に入る光をコントロールする

朝日を浴びることは大切なことですが、目覚めるには早い時間に朝日を浴びると眠りが浅くなってしまうのだそう。上質な睡眠をとるためには、朝日をしっかり遮ることが大切です。カーテン選びのポイントはこちら。

・朝日をしっかりと遮る「遮光タイプ」のカーテンを選ぶ

・リラックス効果のある「ブルー」や「グリーン」のカーテンがおすすめ

・女性には、「女性ホルモン」を増加させると言われる「パープル」のカーテンがおすすめ

カーテンの色を変えられないときには、写真のようにカーテンを束ねる「タッセル」の色を変えるだけでも効果が期待できるそうですよ。お部屋の雰囲気に合わせて、自分好みのデザインにもこだわってみては。

4.快適なベッドファブリックやマットレスを

写真:レガリ

寝ているときに、肌に触れるベッドファブリックも、心地よい眠りのためにはこだわりたいアイテムです。硬い肌触りのものだと肌ストレスを感じて、眠りが浅くなることも。そこで藤さんがおすすめしてくれたのは、寝具としては意外な素材「ウール」でした。

ウールの特徴は?

ウールは、自分の体温で暖まりやすく、汗を発散し吸湿する素材。冬の素材と思われがちですが、年中快適に使える天然素材です。綿よりも汗を発散する素材のため、ベッドファブリックに最適。

シルクのような肌触りの「超長綿」

肌触りにこだわる方におすすめなのが「超長綿」。シルクのような滑らかさ、吸い付くような滑らかさが魅力。

マットレスは正しい寝姿勢がとれるものを

正しい寝姿勢で眠れるマットレスを選ぶことも大切なポイント。マットレスを選ぶときには、実際に寝てみて全体重をかけることで理想の寝心地を判断できる。

他にも、正しい寝姿勢を知るために有効なのが、「寝姿勢をスマートフォンで撮影」すること。縦画像にして見たときに、立っているように見えたらOKです。自分でも正しい寝姿勢をチェックできる簡単な方法ですね。

5.リラックスできる香りをプラス

良い香りは、人の心をほっとさせたり、元気づけたりしてくれます。眠るときにも「リラックスできる香り」で心癒されたいですね。寝室の香りの選び方もお聞きました。

・快眠には、心を落ち着かせる効果のあるラベンダーの香りがおすすめ

・気持ちをシャキッとさせるローズマリーの香りは、寝室には不向き

・自分が心地よいと思える香りならば、基本的には何でもOK

写真のようなスプレータイプやピローミストなら、枕カバーなどにシュッとひと吹きするだけで心地良い香りを楽しめます。アロマキャンドルのように火を灯す必要がないため、安心して使えますね。

「心地よい睡眠」をここから

出典:大塚家具

大塚家具 「Good Sleep Factory」 では、眠りのプロ「スリープアドバイザー」さんが睡眠のお悩みに合わせて、丁寧に提案をしてくれます。福岡では、博多リバレインモール by TAKASHIMAYA3階で、実際にマットレスやベッドファブリック、カーテン、照明などを選ぶことができますよ。

もっと気持ちよく眠りたい、目覚めの心地良さを感じたい、と思ったら、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。あなたに合った「快眠のヒント」がもらえるかもしれません。

【写真:大塚家具/ Naomi.Spring 伊野奈緒美 】

【 文:Naomi.Spring 伊野奈緒美】

大塚家具 Good Sleep Factory

  • 福岡県福岡市博多区下川端町3-1博多リバレインモールby TAKASHIMAYA 3階
    ※駐車場完備
  • 092-281-4321
    ※おかけ間違いのないようにご注意ください。
  • 10:30~19:00
  • 無休(年末年始を除く)
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Naomi.Spring | 福岡のフリーライター 伊野奈緒美 福岡のフリーライター 伊野奈緒美

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この記事を書いた人

1980年福岡生まれ。ファッション業界を経て、2010年にライターに転身。福岡(博多)を拠点にフリーランスのライターとして活動中。2017年に福岡ライフスタイルメディア「~福岡暮らす~FUKU-KURA」を開設。その他、さまざまなメディアでインテリア、ライフスタイル記事を中心に執筆。趣味は、舞台観劇(特に宝塚)と模様替え。
執筆者詳細はこちら:https://naomi-spring.com/

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