唯一無二の感動を。開場20周年「博多座」の魅力!【前編】

2019年開場20周年を迎えた、博多の芸どころ「博多座」。福岡だけでなく、全国各地の演劇ファンを魅了している劇場です。実は筆者も開場以来、演劇そして博多座の大ファン。今回は、博多座演劇事業部 宣伝グループの吉丸惣一郎さんにお話をうかがいながら、今こそ改めて知りたい「博多座の魅力」を前編、後編にわけてたっぷりとご紹介します。

今こそ改めて知りたい!博多座の魅力

芸どころとして、古くから「芝居を愛する心」が息づく博多。この博多の地に、1999年華々しく開場したのが博多座です。九州内外から年間50万人以上の人たちが訪れ、歌舞伎、ミュージカル、宝塚などさまざまな公演を楽しんでいます。

長きに渡り博多で感動を届けてきた博多座は、今年20周年を迎えました。博多座ファンはもちろん、まだ足を運んだことがないという方も、アニバーサリーイヤーを機に改めてその魅力に出合ってみませんか。

それでは早速、ご紹介していきましょう。

絢爛豪華!心潤う非日常空間

 

劇場内に入ると目の前に広がる、絢爛豪華な非日常空間。クラシカルで華やかな空間は、「あなたの特別な日のために」とデザインされています。銘木を随所に取り入れた温かみのある内装、大理石の床、シックな間接照明で落ち着いた大人の雰囲気を演出しています。

エントランスロビー

 

さあ、博多座のなかに入っていきましょう。多くのお客さんで賑わうエントランスロビーには、エスカレーターが2基、階段でも上がることができます。(お体が不自由な方は、車椅子でも上がれるエレベーターがあります)

大きな荷物やお尋ねがある方は、エスカレーター左の受付カウンターへ。

客席1階ロビー

 

客席1階ロビーでは、売店や食事の店で大賑わい。幕間(休憩時間)の食事選びや、おみやげ探しが楽しいフロアです。公演プログラムやグッズの購入もこちらで。ご当地ならではの出店も多いため、お店の方におすすめを聞きながら買い物する時間も楽しいですよ。

客席

 

朱の色合いで統一された、華やかな博多座の客席。1階から3階まで合わせて約1,500席あります。1階席中央ブロックは、座席と座席の間に後列の座席を配置する「千鳥」と呼ばれる配列が特徴です。この並びになっていることにより、前列の人によって視界が遮られることなく、快適に観劇できます。2階席、3階席には傾斜があるため、舞台から離れた席でも臨場感を楽しめますよ。

 

歌舞伎からミュージカル・宝塚まで楽しめる!

 

博多座は、松竹(歌舞伎)東宝(ミュージカル)宝塚などの作品が、同じ館のなかで期間毎に上演される、国内でもめずらしい劇場。

歌舞伎小屋の風情をほのかに残す博多座では、和物の作品のみならず、洋物のミュージカルや宝塚なども本拠地に近い本格的なクオリティで上演しています。博多座演劇事業部 宣伝グループの吉丸さんによると、博多座の臨場感や雰囲気は、出演者の皆さんにも大変好評なのだとか!

 

「役者×観客」で生まれる感動を体感して

 

生で繰り広げられる舞台は、思わず息を呑むほどの迫力。一期一会の舞台は、本物の芸術を贅沢に堪能できる唯一無二のエンターテイメントです。その場にいる役者と観客が一体となることで生まれる、何とも言えない感動と興奮。体感した人だけが味わえる醍醐味です。

2003年から博多座の業務に携わってきた吉丸さんは、「役者とスタッフ、そして観客の心のキャッチボールが最高潮に達した時、その感動が“足し算”ではなく“掛け算”になる瞬間がある」と語ってくれました。

役者やスタッフの「お客様を楽しませたい」という思いを観客が受け取り、観客からも「熱い視線と拍手」で熱い思いを返す。その時、この瞬間この場でしか体感できない感動が生まれるのです。

 

グルメおみやげも充実

 

博多座ならではの、充実したグルメやおみやげにも注目したいところ。各ブースにはご当地ならではのお店だけでなく、作品・出演者にちなんだグルメやおみやげも取り揃えられています。

博多座は歌舞伎座と同様、幕間(休憩時間)に客席ロビーだけでなく自分の座席で食事ができるのも魅力。本格的なお食事はもちろん、片手で気軽に食べられるフィンガーフードやスイーツも豊富に揃っているので、劇場の雰囲気を満喫しながら楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

博多座のこと、もっと知りたい!

 

行ってみたいけれど、わからないことがたくさん!という博多座初心者のあなたも大丈夫。初めての観劇で、知っておきたいことを吉丸さん(写真右)にうかがってきました。

 

1.何歳から観劇できる?

基本的には、小学校1年生から観劇できます。公演によっては就学前の小さなお子さんも入場可能です。なお、小学生以上のお子さんは、お席がお一人1席(通常料金)必要になります。

2.上演時間はどのくらい?

公演によってさまざまです。例えば、歌舞伎は幕間(休憩時間)をはさんで4時間~4時間半、ミュージカルや宝塚なども休憩時間をはさんで3時間前後の公演が多くなっています。

3.高齢者、身障者向けサービスはある?

客席で寒く感じた場合は膝掛けを、台詞が聞こえづらい方には補聴器(保証金5,000円 返却時に返金されます)の貸出があります。また、足が不自由な方には、車椅子の貸し出しも行っています。

4.チケットの購入方法は?

チケットの購入方法は以下のとおりです。

・オンラインチケット
・電話予約
・窓口購入
・優先的な予約(博多座会・グループ観劇など)
・プレイガイド

他にも、学割や歌舞伎公演の一幕見、当日券などもあります。詳しくは、博多座ホームページからご確認ください。

5.ドレスコードはある?

ドレスコードは特にありません。どうぞお気軽にお越しください。

(吉丸さんのお話のとおりドレスコードを気にする必要はありませんが、筆者は、作品に合わせていつもより少しおしゃれをして出かけるのをおすすめします。歌舞伎公演中の「着物の日」には、着物でお越しのお客様に劇場からプレゼントがあるそう。これを機会に着物で歌舞伎鑑賞してみるのも素敵ですね。)

 

6.より楽しく観劇するコツは?

観劇前に公演プログラムを手に入れて、出演者やストーリー、作品に関するコラムなどをチェックしておくのがおすすめです。また歌舞伎公演の場合は、イヤホンガイドを利用すると内容を同時解説してくれるので、より楽しく観劇できます。役者さんの表情をしっかりと観たい方は、客席1階ロビーの売店で貸出されている(500円・保証金5,000円)オペラグラスを利用してみてはいかがでしょうか。

 

20周年を迎えて

初登場の役者さんも。オリジナル作品にも期待!

20周年の博多座では、初お目見えの役者さんも出演されるとのこと。また3月末から公演される、ふくやの創始者川原俊夫さんをモデルにした「めんたいぴりり」は、博多座オリジナルの作品となっています。10月には、同作品の明治座公演も決定しており、オリジナル作品を博多座から発信する初の試みとなっています。

20周年の博多座も、歌舞伎や名作ミュージカル、笑って泣けるお芝居などが目白押し!老若男女楽しめる作品が勢ぞろいしているので、ぜひご家族や友人の方とチェックしてみてください。

 

最新情報は博多座HPや番組で

 

福岡の周辺地域では、博多座の専門番組として「カンゲキ!博多座」という番組が放映されています。公演の情報や出演者のコメント、みどころなどを紹介する番組です。最新の情報は、こちらの番組やホームページ、公式SNSからチェックすることができますよ。

演劇ファンも初心者さんも一緒に楽しもう!

 

何度も足を運んでいるという方はもちろん、観劇初心者の方も楽しめる博多座の魅力、いかがでしたでしょうか。劇場内に一歩足をふみいれると、そこには日常にはない感動や心潤う時間が待っています。あなたもぜひ、そんなひとときを、20周年を迎えた博多座で過ごしてみませんか。

 

【写真:博多座/Naomi.Spring 文:Naomi.Spring】

 

博多座

【住所】福岡市博多区下川端2-1
【問い合わせ(TEL)】092-263-5555(電話予約センター)
【営業時間】公演により異なる(開場は昼の部は上演の1時間前、夜の部は30分~1時間前)
【定休日】公演により異なる
【駐車場】博多リバレイン地下駐車場を利用可能  料金:150円/30分
【公式サイト】http://www.hakataza.co.jp/

アクセス

【地下鉄】

「中洲川端」下車(7番出口直結)

福岡空港駅より約8分
天神駅より約1分
博多駅より約3分

【バス】 「川端町・博多座前」下車
西鉄天神バスセンターより約10分
福岡交通センター(JR博多駅博多口側)より約15分

【徒歩】
天神より約10分

 

 


 

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